1月23日の月曜日は、大好きなデパート巡りをしていました。デパートの物色は、執筆と並んで、お気に入りの趣味のひとつです。この日はターゲットが決まっていました。ファンデーションを使い切ってしまったのです。
私の肌は、ニキビこそ出来にくくなったものの、皮脂が多くて化粧ノリが良くありません。特に鼻は皮脂が多く、ファンデーションを塗ってもすぐに落ちてしまい、午後にはひどい有様になってしまうのが常です。今までは、落ちにくいと話題のコフレドールのものを使用していたのですが、それですら私の肌には敵いませんでした。メイクをすることは好きなだけに、諦めたくなく、でも途方に暮れてしまい、悩んだ末に思い切っていわゆる「デパコス」に手を出してみることにしたのでした。
今日から生まれ変わるぞ！と、張り切ってデパートの1階に着いたのはいいものの、ずらっと並んだ名だたるブランドのなかから、何を選べばよいのか、どれが自分に似合うのか分からず、再び路頭に迷ってしまいました。
しばらくフロアをうろうろしていたら、ふと、前に仲良くしてくれていた同僚から教えてもらったブランドの名前を思い出しました。それは確か「SUQQU」といいました。この元同僚はきっての「コスメオタク」で、美容のことならなんでも知っていました(実際に、とってもかわいらしい人です)。そんな元同僚が、私にきっと似合うと教えてくれたのがこのSUQQUだったのです。早速カウンターに座って、カウンセリングを始めてもらいました。
まず、爽やかな印象の美容部員さんに肌を見てもらうと、『そこまで厚塗りカバーが必要な肌とは感じない。皮脂が多いなら、むしろファンデーションは薄く控えめでいい』とのこと。皮脂が気になるなら保湿も大切、というわけで、まずは「モイスチャー リッチ マスク」を試してみました。はちみつのような硬めのテクスチャで、少量でもかなり伸びがよく、コスパは抜群とのこと。肌を触ってみると、しっとりもちもちで、手に吸い付くくらいしっかり保湿されていました。その上に、「ザ リクイド ファンデーション」の020番を塗ってもらい、そこからさらにパウダーも試してみました。
さすがはデパコス、今までの化粧ノリの悪さは嘘のように肌は白く、粉浮きもありません。いかにも何かを塗りました、という雰囲気よりは、素肌に近い仕上がりで、とても素敵でした。聞けば、SUQQUはもともとはベースメイクのブランドで、スキンケアやベースメイクには自信がある、とのこと。納得の仕上がりに、ちょっと奮発してマスクとファンデーションの2つを買うことにしました。それだけで、自分がどこか垢抜けたような、洗練されたような気持ちになって、私は大満足で帰宅しました。
さて、使ってみると、本当に優秀。マスクにも付着しにくいし、素敵な肌になれて本当に気分が良いです。おかげで仕事もはかどります。思うに、メイクって、ちょっと昔は「モテるため」のものとされていましたが、今の時代は「自分のため」のものになってきています。自分のために綺麗に健康になることを目指すのって、本当に素晴らしいことだな、と感じます。これからはもうちょっと良いコスメを使ってみても楽しいな、と思った、月曜日の休みの日でした。
