冬至の日

12月22日、今日は冬至だそうです。そう言われると、いつの間にか吐く息は白くなり、朝の木々には霜が降りるようになりました。私の気が付かない間に、季節はしっかり冬へと変わっていたようです。

 

今日は仕事がお休みで、外では大雨が降っていました。なので、午前中は好きな音楽を聴いてゆっくりと過ごしました。何かをしながら音楽を聴くのではなく、何もせずただ音楽というものに身を任せる、というのは久しぶりでした。私はもともと音楽が大好きです。とても良い時間になりました。

 

午後になって仕事の整理をしていたら、突然上司から電話がかかってきました。ちょっとドキッとしてしまいましたが、話の内容は「24日のクリスマス・イブの日を子どもたちとどう過ごすか」というものでした。とりあえずホッとしました。話は適当なところで終わりました。

 

すると、またすぐ電話がかかってきました。今度は同僚からです。再びドキドキしながら出ると、「冬のボーナス、出た?」という話題でした。なぜ今その話をするのだろう、と内心思いながら、出たよ、と返事をしました。

 

ボーナス。

そう、生まれて初めてのボーナスです。他の業界に比べるとかなり低い金額ではありますが、それでもある程度大きな金額が一気に入ると、何とも言えない達成感があります。私は一時期とても働ける状況にはなかったので、それを考えると、やはりとても嬉しいです。

 

雨が止んだので、祖母を連れてスーパーへ買い物に行きました。祖母は柚子とかぼちゃを買い、あとでそのかぼちゃを煮て渡してくれました。私はボーナスが出たから、と数万円を渡しました。もちろん、お金を渡すことだけが全てではありませんが、親孝行ならぬ祖母孝行ができたことも嬉しく思いました。祖母は、ボーナス良かったねえ、と言ってくれました。私たちはよく2人で買い物に行きます。この時間が好きです。優しくて、暖かくて、時計の針は確実に動いているのに、なぜか懐かしくて、大好きな時間です。

 

知り合いがゆずをたくさんくれたので、夜はゆず湯に入りました。また来年も健康でいられることを願いながら、暖かい湯に包まれて穏やかな気持ちで過ごしました。

 

さて、明日は仕事。明日からは忙しくなります。また頑張ろうと思います。